アルファルファ
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学名=Medicago sativa
淡色野菜
科名=マメ科
原産地=アメリカ、ヨーロッパ、アジア西部
野菜の特徴
昔から欧米などでは、牧草や作物の肥料として使われてきた植物です。一般的に良く知られている”カイワレダイコン”と同じように光を遮って、芽を出させた葉を食用として使います。
大さじ1杯の種から、だいたい3カップくらいできます。栄養成分としては、小さいながらもアルギニンやスレオニン、リジンなどのアミノ酸が多く含まれているのでコレステロールを下げる効果があるほか、ビタミンやミネラルも豊富に含まれています。
生のままサラダで食べたり、肉料理の付け合せにしたり、スープなどのちょっと加えるだけでも簡単に栄養をとることができます。夏場の腐敗にさえ気をつければ、年間通して作ることが出来るので、家庭のキッチンなどで気軽作れば新鮮なものを使うことも出来ますね。
育て方のポイント
育てる方法はいくつかありますが、ここではスポンジで栽培する方法を紹介します。種まきをする前に、軽く洗った種を容器などで5~12時間くらい水につけておきます。
家にある適当なスポンジを用意して、皿の上に置きます。スポンジに十分に水を含ませるようにして、指で押さえながら水をかけていきます。
種をスポンジの上にばら蒔いていき、まき終わったら種が吹き飛んでしまわないように気をつけて、上から霧吹きなどでたっぷりと水を与えます。
空気を通しながら湿度を維持させるために黒いビニール袋などをかけて遮光します。冬場は暖かい場所かキッチンの戸棚などに置き、夏場は出来るだけ涼しいところに置いてください。
種を蒔いてから3時間後くらいに再度霧吹きなどで水をかけていきます。
発芽するまでは、毎日朝と夕方に行ってください。
ほぼ全部の種が発芽したら、カーテン越しの光や蛍光灯の灯りが当たっても大丈夫なので、乾燥している場合は霧吹きなどで水をかけてあげましょう。
双葉が開いてきたら収穫することができるので、必要な分を収穫して使いましょう。
本葉が出てしまうと味が落ちてしまうので、本葉が出ないうちに収穫してください。