このページでは、野菜が元気よく育つ上で必要で、大切な3要素であるチッ素、リン酸、カリについて紹介しています。
チッ素:記号では”N”で表現され市販の肥料袋などにもこのような表記がされています。野菜の中でも茎や葉が特に必要とする成分であり葉肥とも呼ばれます。
リン酸:記号では”P”で表現され市販の肥料袋などにもこのような表記がされています。野菜の中でも実が特に必要とする成分であり実肥とも呼ばれます。
カリ:記号では”K”で表現され市販の肥料袋などにもこのような表記がされています。野菜の中でも根っこが特に必要とする成分であり根肥とも呼ばれます。
これらの3要素を与え過ぎもよくないのですが、少なくてもダメなので適量を必要な時期に与えてやるようにします。
例えば元肥として与えるなら3要素をバランスよく含んだもので、じっくりゆっくり効くものがよく、逆に追肥は、野菜の生長に合わせて不足している成分をすぐに与えたいので、即効性のものがいいです。
化学肥料と有機質肥料について
最近の健康志向の中で無農薬野菜、減農薬野菜などが人気ですが、化学肥料に頼ったほうが結果としてうまくいくことが多いです。私も有機質肥料で育てたいと思っていますが、有機質肥料は化学肥料に比べて成分要素の含有量が少なくじっくり効くので大量に与えなくてはいけません。
それに対して、化学肥料は1要素だけのものや複数の要素をバランスよく配合したもの、緩効性、即効性など種類が豊富であり大変便利です。家庭栽培なら化学肥料を使ったと言っても専業農家の方が使うよりは少ないと思いますので・・・。
また、堆肥の入手方法ですが家庭から出る生ゴミを堆肥として利用できるように生ゴミ処理機の利用もおススメです。