ミニカボチャ
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学名=Cucurbita maxima
緑黄色野菜
科名=ウリ科
原産地=アメリカ南部
野菜の特徴
普通カボチャを育てる場合、広い場所を要するため育てるのが難しいと思う人もいると思いますが、手のひらにのるような小さなサイズのカボチャなら、鉢植えなどでも育てることが出来るので場所がなくても挑戦することができます。
つるになった小さいカボチャなら楽しみながら育てることが出来るでしょう。
栄養素も豊富に含まれているので、お菓子などのおやつにすると子供にも喜ばれます。
免疫機能を高めるβカロテンとαカロテン、ウイルスを予防するビタミンCが豊富に含まれ、ビタミンB1とB2には血行をよくして身体を温める効果があります。
煮物やてんぷらだけでなく、シチューやプリンなども美味しいですね。
育て方のポイント
ポット鉢などに2粒ほどの種を蒔いて土をかぶせます。暖かい場所に置いて、発芽するまでは乾燥させないように気をつけてください。
発芽して本葉が出てきたら、元気のよいものを残すようにして、本葉が2枚くらいになるまでに苗を1本に間引いてください。
本葉が3枚くらいになった頃、リン酸石灰を混ぜておいた野菜栽培用の培養土を大きめの鉢に入れて、苗を植えつけ支柱を立てておきます。
つるが伸びてきたら、支柱を増やしてつるを這わせるようにします。親づるの11節目くらいについた子づるを伸ばしていくので、それ以外のわき芽はすべてかきとってください。
雌花が咲いたら、朝のうちに雌花の柱頭に花粉をつけ、1つるに実は2つまでとし、他は摘花してください。
着果したことが確認出来たら、化成肥料などを追肥します。ヘタの縞模様がはっきりとしてきたら収穫することが出来ます。