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ミニスイカ

 

野菜の特徴

夏の風物詩ともいわれ、昔は水代わりに食べられていましたが、今では果実として食べるほうが多くなっています。

そのため、あまり大きいものは食べ切れなかったり、保存に困ったりするので、切ったものが多く出回るようになりました。

そこで、最近人気を集めているのが小さいサイズの”ミニスイカ”なのです。

広い場所がなくても家庭菜園の鉢植えなどで作ることが出来るので、デザート用に作ってみてもよいと思います。

栄養価としては、糖類を多く含むので、夏バテ解消効果があり、カルシウムやビタミンAなども含まれ、利尿効果のあるシトルリンも含まれています。

育て方のポイント

ポット鉢などに2粒ほどの種を蒔いて土をかぶせます。保温箱などに入れて暖かい場所に置き、発芽するまでは乾燥させないように気をつけてください。

発芽してからも保温箱から出さずに育ててください。本葉が2枚くらい出てきたら、元気な苗を残して1本に間引いてください。

本葉が5枚くらいになった頃、リン酸石灰を混ぜておいた野菜栽培用の培養土を大きめの鉢に入れ、苗を植えつけ支柱を立てておきます。

夜間に気温が下がるようだったら、ホットキャップなどで保温するようにしてください。子づるを伸ばしていくので、本葉6枚目で摘芯します。

子づるが伸びてきたら支柱を増やしてつるをはわせるようにします。

子づるの7節目くらいについた雌花を大きくさせ、受粉し着果させます。1つるに1果を目安に実を大きくさせて紐などで吊るすようにします。

受粉してから1ヶ月超くらいで収穫することが出来ます。乾燥気味に育てていくと甘味のあるものになります。