スイスチャード
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学名=Beta vulgaris var. hortensis
緑黄色野菜
科名=アカザ科
原産地=地中海沿岸
野菜の特徴
”西洋フダンソウ”とも呼ばれるフダンソウの仲間で、厚みのある葉を持ち、食卓を明るく華やかにしてくれるような赤や黄色、ピンクやオレンジ色などのカラフルな茎の色をしている野菜です。
耐暑性もあり乾燥にも強く、丈夫で育てやすいので、葉物野菜が欲しくなる夏の間に作れば重宝するでしょう。
栄養成分としては、カルシウムやミネラル、ビタミンA、ビタミンB1などを多く含んでいます。
バター炒めやあえ物、サラダなどにして食べるとよいですが、アクがあるので料理に使う場合は、さっと茹でてから水にさらしてあく抜きしてから使うと良いでしょう。
育て方のポイント
酸性土壌には弱いので、植えつける2週間くらい前までに石灰をまいて中和し、土をよく耕しておきます。植えつける1週間くらい前に、堆肥や化成肥料などを施し土とよく混ぜておきます。
植えつける場所に、株の間が20cmくらいの間隔になるように、1ヶ所に3粒くらいの種を蒔いていき、土をかぶせて軽く押さえていきます。
種を蒔いた後は乾燥させないようにたっぷりと水をあげて下さい。
発芽して、本葉が出てきてしっかりと生長し始めてきたら、元気なものを1~2本残して間引きし、化成肥料などを追肥していきます。
込み合っている場所がある時は、生長をみながら間引きして病害虫などの被害にあわないようにしてください。草丈が15cmくらいまで生長してきたら収穫することが出来ます。
株ごとハサミなどで切って収穫するか、必要な分だけを外葉から順に収穫してください。