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ポロネギ

 

野菜の特徴

ヨーロッパなどで広く使われていた”リーキ”とも呼ばれる野菜で、古代のエジプト時代の頃から育てられていた野菜です。

日本には明治の頃に入ってきましたが、もともと”ネギ”があったので普及はしませんでした。葉の部分に丸みがなく、平らな形をしていて、やわらかく普通のネギにあるような特有の香りや辛味がほとんどありません。

ヨーロッパなどでは、グラタンやスープ、バター炒めなどによく使われますが、すき焼きや味噌汁の具としてネギのように使うことも出来ますし、生のままサラダにしても食べられます。

栄養成分としては、ビタミンAやカルシウムなどが豊富に含まれています。

育て方のポイント

普通のネギよりも丈夫な野菜なのですが、アルカリ性の土質を好むので、植えつける前にしっかりと土質を調整しておく必要があります。

植えつける1ヶ月くらい前に、しっかりと石灰をまいて土をよく耕しておきます。

苗を育てる場所に、2cmくらいの間隔で種をばら撒いていき、薄く土をかぶせ乾燥させないように敷きわらなどをかけておきます。

発芽したら、込み合わないように間引きし1000倍に薄めた液体肥料を施していきます。その後は、2週間に1回程追肥を行い、太さが1cm超くらいになるように苗を育てていきます。

植えつける場所に溝を作り、15cmくらいの間隔で苗を並べるようにして植えつけていきます。

根の上に土をかけ、乾燥させないように堆肥を入れたあと、ワラなどかけていきます。

植えつけて1ヶ月くらいたった頃、肩のところに油かすなどを施し土と混ぜて溝に落とします。

その1ヵ月後に肥料を施し、土を盛り上げるようにします。

3回目の土寄せの時には、葉のつけ根よりも高く土を盛り上げないように気をつけてください。

花芽が出てきたら早いうちに摘み取ります。白い部分が25cmくらいの長さになったら収穫することが出来ます。