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シカクマメ

 

野菜の特徴

さやには四つのひだがあり、切ってみた断面の形が四角形になっていることから、その名がつけられている野菜です。若いさやの部分だけではなく、葉や茎も食べることが出来ます。

暖かい地方では肥大した根も食用として使うことが出来ますが、霜に当たってしまうと枯れてしまうので、涼しい地方には向きません。

タンパク質や脂質が多く含まれているので、マメ科の中でもダイズと同じくらい栄養価はとても高いです。

若いさやにはかすかに苦味があるので、さっと茹でて使うと色も鮮やかになるのでよいでしょう。

インゲンなどと変わりない扱いで、サラダやあえ物にして食べるとおいしいです。

完熟した実はダイズのように使うことができます。

育て方のポイント

植えつける場所に、堆肥や化成肥料などを施し土をよく耕しておきます。

発芽するまでに時間がかかる場合があるので、気温が十分暖かくなってから種を蒔くようにしてください。植えつける場所に、株間が40cmくらいの間隔になるように、1箇所に3粒くらいの種を蒔いていき土をかぶせます。

発芽して本葉が4枚くらい出てきたら、2本立てにして育ていくので元気なものを残して、1本間引きします。

発芽に多少時間がかかっても、芽が出てきて気温さえ上がってくれば生長は早いので、支柱などを立ててつるを誘引していきます。

花が咲いてから、20日くらいして、さやの長さが15cmくらいになったものから収穫していきます。あまり大きくなりすぎない若さやのうちに収穫する方が美味しく食べることが出来ます。