シシトウ しし唐のページ

シシトウ

しし唐

 

野菜の特徴

ピーマンと同じようにトウガラシの仲間で、辛味のないものに改良されてできた日本だけの野菜です。実の先の形が”獅子の頭”のように見えることから、その名がついたといわれています。

葉も花もピーマンにとても似ているので、実がなるまでわからないかも知れません。

耐暑性があり病害虫にも強く、育てるのも簡単なので家庭菜園初心者にでも失敗することなく作ることが出来ます。

ビタミンAやビタミンCなどのビタミン類が豊富なので、そのまま焼いたり、天ぷらや煮物などにして食べると良いでしょう。

育て方のポイント

土質に対する適応力があるので、水もちと通気性のよい土であれば育てることが出来ます。

植えつける場所に、堆肥や化成肥料などを施して土をよく耕しておきます。

種から苗を育てるまでには長い期間がかかるので、家庭菜園などで育てる場合は、あらかじめ本葉が8枚くらいついた苗を入手して植えつける方が良いでしょう。

植えつける数日前に、植えつける場所に地温を上げるためのマルチフィルムなどを張っておきます。

深植えにしてしまわないように気をつけて苗を植えつけた後、苗が倒れないように支柱などを立てておきます。一番花の下についたわき芽は強いので残し、それ以外はすべて摘み取ってください。

いつまでもたくさんのわき芽を伸ばしてしまうと株が弱ってしまいます。

実がなり始めたら、2週間に1回くらいの割合で化成肥料などを追肥し、水をたっぷりとあげて下さい。実の大きさが7cmくらいになったものから収穫することが出来るので、ハサミなどで切って収穫してください。

収穫し始めは小さいうちに収穫した方が株が疲れるのを防ぐことが出来ます。