センゴクマメ
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センゴクマメ
学名=Dolichos lablab
緑黄色野菜
科名=マメ科
原産地=熱帯アジア
野菜の特徴
熱帯アジアで昔から育てられていた”フジマメ”で、岐阜県の南部を中心に育てられていますが、”インゲン”と混同されているところもあります。
つるの長さは、3mくらいにはなりますが、高温乾燥や病気にも強く、簡単に育てることが出来て収穫できる期間も長いので、家庭菜園に向いている野菜です。
食用とするのは若いさやで、食物繊維が豊富に含まれているので、栄養価もとても高いのですが、鮮度が落ちやすいので、出来るだけ早く食べたほうがよいでしょう。
天ぷらやあえ物、煮物などにして食べると良いでしょう。
育て方のポイント
植えつける前に、堆肥や石灰などを施し、土をよく耕しておきます。
植えつける場所に、直まきしても大丈夫ですが、ポット鉢などで苗に育ててから植えつける方が安心して育てることが出来ます。ポット鉢などに、4粒くらいの種を蒔いて土をしっかりとかぶせ上から軽く押さえていきます。
発芽して本葉が出てきたら、元気なものを残すようにして間引いていき、本葉が3枚くらい出てきた苗を1本育てていきます。
植えつける場所に、株の間が50cmくらいの間隔になるように、苗を植えつけていきます。つるが旺盛に伸びていくので、早いうちに支柱などを立ててつるを絡ませるようにします。
つるが30cmくらい伸びてきた頃に、化成肥料などを少量施してください。
さやの大きさが10cmくらいになったものから順にハサミなどで切って収穫していきます。硬くなってしまわないうちに収穫するようにしてください。