ソラマメ
そら豆
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ソラマメ
学名=Vicia faba
豆類
科名=マメ科
原産地=アフリカ北部
野菜の特徴
収穫時期は短いのですが、栄養素もたっぷり入っていて季節感が味わえ、大人にも子供にも喜ばれる野菜です。
ソラマメは栄養効率を考えても鮮度がとても重要なので、育てたものを収穫してすぐに食べるのが一番でしょう。
栄養成分としては、成長と細胞の再生を助ける働きをするビタミンB2が特に多く含まれ、美容効果もあります。皮には、食物繊維がたっぷり含まれているので、便秘改善にも効果があります。
皮をむかずに出来るだけ丸ごと食べた方が良いでしょう。たくさんあって保存しておきたい時は、サヤに入ったままポリ袋などにいれてから冷蔵庫へ、かためにゆでて冷凍しておく方法もあります。
育て方のポイント
種まきの半月前くらいに、植えつける場所に堆肥と石灰をまいて土をよく耕しておきます。
種のおはぐろが斜め下を向くようにして種をまいて、土をかけたあと軽く手で押さえていきたっぷりと水をあげます。植えつけてから、3ヶ月くらいすると花が咲きます。
丈が40cmくらいになったころ、太い茎を6~7本くらい残して、ほかの茎を切り落とします。
株元に化成肥料を追肥し、土寄せします。ソラマメは倒れやすいので、生長を見ながら2回くらい土寄せしていきます。
暖かくなって葉や茎が伸びすぎてしまったら、倒れてしまう前に上の方を切り取ってください。
この部分の花は収穫するまでには至りません。サヤの背筋が黒褐色になり、光沢が出始めると実も熟してくるので、サヤが垂れ下がってきたころ収穫することが出来ます。
アブラムシが葉裏などにつきやすいので、種まき前に薬剤を散布して対策します。