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アンズ

 

果樹の特徴

”ウメ”と並んで家庭用向きの落葉果樹です。開花した花は、白色や薄紅色で花を楽しむ事もできます。また、病害虫の心配もあまりないので、ほぼ無農薬でも栽培可能な果樹。

日本では、北海道の北部など寒さの厳しい地方を除けば、各地で栽培することができます。

人気の品種は、花もきれいで実つきのよい「平和」や「山形3号」、「ゴールド・コット」などです。2品種を混植して人工授粉させるのが確実です。

栽培のポイント

日当たりと風通しのよい場所で、栽培するようにします。放任しておくとかなり大きく成長しますので、スペースの確保が出来ない場合は、こまめに剪定しコンパクトにまとめます。

実を多くつけるためには、短果枝を多くするようにしましょう。ただし、あまり多すぎても味が落ちてしまいますので注意しましょう。花がきれいなので3本仕立てに仕上げるのがよいです。

植付時期は、11~2月頃で、周りに野菜や花があるようなら肥料は特に必要なしで育てられます。

何もないようなら、50~60cmほど少し深く掘り、底半分くらいに腐葉土を入れてその上からはなにも混ざっていない土をかぶせて植えましょう。

春に花が咲いたら、異品種同士で人工授粉させます。7月頃に収穫期を迎えますが、梅雨の雨に打たれすぎると果実が傷みます。実の色が紅色に光ってきたら収穫ですね。

黒星病などがでてきたら、薬剤で予防します。