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バレンシアオレンジ

 

果樹の特徴

”バレンシアオレンジ”は、オレンジ類の中の品種で、世界中で多く生産されているオレンジのひとつです。オレンジ類には、このバレンシアオレンジ以外にもう一つ有名な、”ネーブルオレンジ”があり、こちらはたくさんの品種が存在しますが、バレンシアオレンジには特に品種はありません。

また晩熟の性質で初夏の少し前頃に果実の収穫期を迎えます。温暖な気候を好む性質があるので、冬の果実の落下が多くなってしまいます。

栽培のポイント

バレンシアオレンジは、生長が晩熟のために収穫は初夏の頃の5月~7月初め頃までの時期になります。苗木の植えつけは3、4月に行い、日当たりと水はけがよい場所に植えつけます。

冬の寒さが苦手なので北風を受けないような場所を選ぶようにし、冬は防寒対策をしましょう。

植えつけ時は、元肥として堆肥や油かすなど有機質肥料を与えます。

仕立ては開心自然形がよいでしょう。実がついてきたら、実の小さいものや形の悪いものなどを摘果してやるとよいです。