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ヤマモモ

山桃

 

果樹の特徴

赤い色の果実をつける果樹で、中国や日本で昔から栽培されていた樹木です。

雄株と雌株があり、両方植えつけないと実がつかないので注意しましょう。

栽培自体は、植えつけ後は、根がつくまでは気になりますが、それ以降は、病害虫にも強くさほど手入れも要らないので比較的簡単に栽培できる果樹です。

収穫された果実は、果実酒やジャムなどにして食べると美味しいです。

栽培のポイント

植えつけには雄株と雌株が必要で、家庭栽培なら、果実の大きい品種で「瑞光」「森口」などがよいでしょう。また、実生苗からだと実がつくまでに15年以上もかかってしまうので、必ず雌木の接ぎ木苗を購入するようにします。

植え付け時期は3月下旬から4月頃に行ない、日当たりの良い場所がよいでしょう。

ヤマモモは、根に共生する菌があるためにやせた土地でも大丈夫ですが、根がつくまではたっぷり水やりをして下さい。

仕立ては、主幹形がいいでしょう。4月頃に開花します。

何年か様子を見て雌花はたくさんあるのに実つきがよくないようなら人工授粉してもいいでしょう。

実がつきすぎたりすると隔年結果になりやすいので、摘果してあげてもいいです。

大きな実をつける「瑞光」などなら、1果実あたりに10枚葉程度に摘果するといいでしょう。

7月上旬頃が収穫時期です。赤く熟したら収穫します。