ユスラウメ (山桜桃)のページ

ユスラウメ

山桜桃

 

果樹の特徴

暑さと寒さにはとても強い反面、多湿と日照不足に弱い性質があります。実は、赤い色の実をつける品種と白い色の実をつける品種の2品種があります。

春は小花を楽しめ、実がつけば実は、果実酒やジャムなどの他、生食でも楽しめ、病害虫の心配もあまりないので育てやすい果樹で、鑑賞用としても昔から楽しまれています。

原産国の中国には多数の種類があるようですが、品種としては特に分けられていないです。

栽培のポイント

寒さに強いので、12月~2月頃に植えつけましょう。植えつけ場所は、多湿、日照不足に弱いので日当たりがよく、水はけの良い場所を選ぶようにします。

事前に植えつける場所に腐葉土、堆肥を入れておくといいです。植え付け時は水をたっぷりと与えてください。また、冬の乾燥対策として、株元にわらをひいておいてもいいです。

仕立ては、樹木自体それほど大きくならないので、込み合った枝を切り詰めてやり主幹形仕立てにするのがいいでしょう。

また、株元からはひこばえが多く発生しますので、小さいうちに摘み取ります。

3~4月になると開花しますが、人工授粉などの必要はありません。

また、肥料も特に必要ないです。5月から6月にかけて収穫の時期になり、赤い実が熟します。

(白い実がつくものは熟したかどうかがわかりずらいです。)