タマネギ (玉ねぎ)のページ

タマネギ

玉ねぎ

 

野菜の特徴

年間通して使える重宝な野菜として家庭には必ずあるといってもよい野菜です。

普段食べているのは葉のつけ根が肥大した部分で、辛味成分や苦味成分など、体に効く成分をたくさんもっています。

土壌に対する適応力はありますが、乾きやすい火山灰土壌での生長はよくありません。

水分を多く含んだ粘土質の土壌でよく育ちます。栄養成分としては、生のままで食べると辛味成分がもっとも有効に働くので動脈硬化や血栓予防に効果的です。

水にさらさないで、切ってから数時間くらいそのままにしておいたほうが効果が高くなります。

ただし、かなり辛いです。加熱すれば、糖質と結びつくので甘みが増します。

肉類などを合わせると栄養的にもさらに効果的です。他に含まれているイオウ化合物やポリフェノールには、発ガン抑制作用があります。

育て方のポイント

あらかじめ土に石灰と化成肥料をまいてよく耕しておきます。20cm間隔で出来るだけ直立になるように苗を植えつけていきます。

植えつけた後は、株元を足で踏みつけるなどしてしっかりと固定し、水を挙げてください。

植えつけてから20日くらいたったころ、列の間に化成肥料を追肥していきます。

春に暖かくなるとと生長が盛んになってくるので、株の間に2回目の追肥を行います。

株の80%くらいが倒れたころ、天気のよい日に全部引き抜いて収穫し、3~4日乾燥させてから貯蔵します。さび病やベト病、アブラムシなどの病害虫の被害にあわないように注意してください。