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ブドウ

葡萄

 

果樹の特徴

日本全国各地で栽培されているほか、世界でみても各地で栽培されています。

”ブドウ”は、気候や土質などに対する適応能力があるため、栽培しやすい果樹なのかも知れません。

世界各地では、ワインの原材料として栽培されています。つる性の性質から、棚や垣根仕立てにして楽しむのがよいでしょう。

品種も多く存在しますが、家庭栽培に向いているのが、「デラウェア」がいいでしょう。また、一本で結実します。

栽培のポイント

植えつけ時期は暖かい地方では、12月か1月頃がよく、寒い地方では、3月、4月頃がよいでしょう。植え付け時には、たっぷりと水を与えてください。

暑さ、寒さ、乾燥にも強いので、日当たり、水はけのよい場所に植えつけましょう。

植えつけ場所には、事前に腐葉土などを混ぜておくといいです。

仕立て方はつる性ですので、棚や垣根仕立てにしてやるといいです。ブドウは、その年の春にのびた枝に実をつけるので、この春に出た新梢を観察しながら剪定や房の摘房を行っていくようにします。

花が咲き穂をつけた後で、房となり、実が大きくなっていく様子を見ながら、枝の先のほうにある花穂、花房、房を残すようにしていきます。

実が大きくなってきたら、小さな実や傷んでいる実を取って、袋かけをしてあげると雨風や病害虫からの被害防止になります。

黒痘病やおそぐされ病などに注意が必要で、見つけたらその部分を取り除くようにします。また、薬かけをして予防することもいいでしょう。

害虫対策ではトラカミキリの対策です。樹皮のしたに入り込んで、そのから新しい枝にも侵入します

冬の剪定時によく見ると、黒っぽくなっている部分がありますので、その部分を切り取っておきましょう。8~10月は収穫となり房の先のほうから果粒を食べてみて判断します。