アケビのページ

アケビ

あけび

 

果樹の特徴

山野に自生しているつる性の果樹。品種には、大きく分けて小葉が5枚と3枚のものがあり、5枚の方がアケビ、3枚の方がミツバアケビです。

これ以外にも雑種としてゴヨウアケビがあります。自家不結実性であり、異種品種を一緒に植えてあげないと、自分の花粉では受粉することが出来ない品種です。

育てやすさでいえば、育てやすいほうだと思います。

栽培のポイント

寒さには強いほうですので、冬の時期(12月~3月頃)に植えつけましょう。「アケビ」、「ミツバアケビ」、「ゴヨウアケビ」のいずれか2品種を一緒に植えつけてあげましょう。

仕立ては自由で大丈夫ですが、棚仕立てやアーケード仕立てなどがオススメです。場所は、日当たりのよい場所がいいですが、明るい半日陰でも大丈夫です。

植えつけた後は、つる性なので葡萄などと同じように主枝とするものを選び、それ以外の不要な枝は伸びる前に切っておきます。

また、主枝とした枝は支柱に巻きつく直前で切り、生長を促してあげます。4月後半から5月頃、花が咲いたら花粉のある雄しべを直接雌しべにつけてあげましょう。

全部に行なくても大丈夫です。梅雨時期には、うどん粉病の予防をしてあげましょう。

また、一箇所にあまり多くの実をつけると来年以降、雄花ばかりになりやすいので、小さいものや形の良くないものは早めに摘み取るようにします。

1箇所に2~3個程度が良いです。9月~10月頃、十分に色づいたら収穫です。あまり熟しすぎると、果実が破裂してしまいます。収穫後、11月頃に1株に150gを目安に混合肥料を与えてあげます。