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ギンナン

銀杏

 

果樹の特徴

”ギンナン”は、言わずと知れたイチョウの木になる実のことで、中国が原産でギンナン特有の臭いを放つ皮に包まれ、その中にある殻で覆われた種子を食用とします。

きれいな青緑色をしたやや苦味のある味に人気がありますが、美味しいからといって食べ過ぎてしまうと、中毒症状をおこしてしまうので、注意が必要です。

大人でも10粒、子供は5粒ほどを目安にしてください。

幼い子には食べさせないほうが良いでしょう。栄養成分としては、タンパク質やレシチンなどが含まれているので栄養豊富、喘息や夜尿症などにも効果があります。

茶碗蒸しやおでん、フライパンなどで煎ってから皮をむいて食べてもおいしく食べることができます。

栽培のポイント

イチョウの木の栽培方法で注意する点は、まず雄株と雌株が別々な雌雄異株ですので、植えつけには日当たりと水はけの良い場所に、冬の時期に雌株と雄株を植えつけるようにします。

生長すると大きくなるので、ある程度の間隔を空けておいたほうがいいでしょう。

ただし、イチョウの花粉はかなりの範囲にまで飛んでいくので、近くにイチョウの雄木があるようなら雄株は植えなくても大丈夫かも知れません。

また、ギンナンは種から育てると実がつくまでに数十年もかかるため、購入して植えつける時は接木苗を選ぶようにしましょう。(市販されているものはほとんど接木苗です。)

水はけ良く管理すること以外には、特に気にしなくても大丈夫です。