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クリ

 

果樹の特徴

全国で栽培可能なクリの樹は、手間もほとんど掛からず育てられる樹木なので、家庭で育てるにはおススメの品種です。秋になると実をつけるため、秋を知らせる樹木の代名詞ですね。

実がつくのは、日当たりの良い枝だけですので、植えつける場所は、日当たりの良い場所にしましょう。中には自分で結実する品種もありますが、多くの品種が自分自身では結実しない性質なので、2種類以上を近くに混植し、風による受粉を促してやりましょう。

開花時期に注意し、品種を選ぶようにします。

栽培のポイント

植えつけは、11月~3月ごろで、やせた土地でもよく育ち、酸性質が強い土でも耐えられますが、理想は有機質の土地です。

日陰になるところですと、実がつかないので、日当たりの良い場所に植えつけるようにします。また、根が深くなるので、土層の深いところに植えるようにします。

仕立ては、自然に主幹形仕立てにします。6月ごろになると開花しますが、風や虫の媒介による受粉に期待します。

この頃に枝が混み合っているようであれば剪定します。

9月~10月頃に収穫できます。緑色のイガが茶色になって下に落ちたら、落ちた順に収穫していきます。

肥料は、特に与えなくても大丈夫ですが、与えるなら収穫後のお礼肥えとして混合肥料を与えます。