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ザクロ

石榴

 

果樹の特徴

”ザクロ”には、花を楽しむ「花ザクロ」と果実を食する「実ザクロ」の2種類があります。

花ザクロには多数の品種が存在します。寒さ、暑さ、乾燥にも強く、育てやすい果樹です。

また、病害虫などの被害もほとんどない樹木です。

日本では、北海道南部より南の地方でなら、育てる事ができます。海外では、実ザクロとして楽しむのが多いのですが、昔から日本では花ザクロとして楽しむほうが多かったようです。

栽培のポイント

植えつけは、12月~2月頃行ないます。地植えでは、植えつけ場所は日当たりが良い場所にして、元肥えに腐葉土、油かすなどを与えます。苗木を植えたあとは、たっぷりと水を与えてください。

乾燥には強いので、これ以後水やりはしなくても大丈夫です。

肥料もこれ以後、特に与えなくても問題ありません。仕立てとしては、生長力が旺盛なため、長くのびる徒長枝が目立ちますので、これらは間引いていきます。

また、根元からのびてくる枝(ひこばえ)が出てくるので、出てきたら間引くようにします。

このひこばえを使って増やすこともでき、2、3月頃に親木より離してやると根がなくてもその内伸びてきます。

6月頃に開花しますが、梅雨時期と重なるため、人工授粉しておくと実つきがよくなります。

9~10月頃になると実が赤茶色になってきますので、少し実が裂けた程度になったら収穫です。