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パイナップルグァバ

 

果樹の特徴

パイナップルグァバの花はピンクの花びらに真っ赤な雄しべを持ったもので、まさに南米原産といった感じがする花が咲きます。

日本でも柑橘類の栽培できるところでなら栽培可能な果樹です。

人工授粉の必要なものとそうでないものがありますので、注意が必要です。

自分で受粉するものとしては、「クーリッジ」、「アポロ」などで、受粉しないものとしては、「トライアンフ」、「マンモス」などです。

家庭の庭植えでは、自分で受粉するクーリッジ、アポロがおススメです。

栽培のポイント

3~4月頃に植えつけします。日当たりの良い場所に、植えるようにします。植えつけ後は、たっぷりと水やりをするようにします。

樹木はそれほど大きくはならないので、剪定などはしやすいです。

仕立ては、自然に主幹形仕立てにするのがいいでしょう。

6~7月ごろに開花しますので、人工授粉してやりましょう。

人工授粉の必要ない品種でも開花時期は梅雨時期に当たりますので、確実に実をつけるためには人工授粉しておいたほうがよいです。

肥料は、3、9月にそれぞれ混合肥料を与えてあげます。病害虫には、強いほうですので、特に心配はいりません。

カイガラムシがいるようなら、機械油乳剤を散布してください。

5月半ばには、枝先につく蕾を取っておきましょう。枝先の蕾は、残しておいたとしても大きくはなりません。11月頃になったら収穫時期です。

熟しても実の色が変わらないので、手で触って確かめるか、自然落下したものを収穫します。15℃程度の温度で1週間くらい追熟させると美味しく食べられます。