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マルメロ

 

果樹の特徴

実の姿が”カリン”によく似ていますが、果実にうっすらと毛が生えているため、ここで区別することができます。

寒さには強い果樹で、果実自体は硬いために生食することはできませんが、加工して「ジャム」などにされます。

また、涼しい気候が合っているので、夏でも涼しく雨が少ない場所でも栽培に適しています。

栽培のポイント

植えつけは、3月に行ないます。日当たりと水はけの良い場所に、植えつけるようにします。仕立ては、主幹形仕立てやU字仕立てにするのがよいです。

4月ごろに開花しますので、人工授粉してやります。病害虫に関しては、赤星病とシンクイムシに注意する必要があります。

赤星病は薬剤散布での防除をします。また、ビャクシン類との混植もしないようにします。

シンクイムシ対策は、実がついてから自然落下の始まる6月下旬までに袋かけをしてやります。

収穫できるようになったら、果実が香りを放ち黄色になった頃を目安に収穫します。