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カボス

香母酢

 

果樹の特徴

ほかの柑橘類と比較しても、割合寒さには強いです。通常、柑橘類が育てられている地域ならもちろん栽培可能で、さらに北に行った地域でも栽培が可能です。

大分県の特産品として有名で大きめの果実をつけます。隔年結果となりやすいのですが、手間もほとんど要らず、寒さにも強く丈夫なために庭に1本あると重宝します。

栽培のポイント

品種により「トゲあり」、「トゲなし」がありますが、トゲなしの方が家庭で栽培するのには、向いています。

3月から4月頃に植えつけを行ない、日当たりと水はけの良い場所を選んで植えつけましょう。仕立ては開心自然形に仕立てるのがおススメですが、手入れをしなくても実つきは悪くなく、手間をかけないでも育てることができます。

また、1本でもよく実がつきます。5月頃に花が咲き、9月頃から摘果も兼ねて早めに収穫に入り、12月頃まで収穫することができます。

病害虫では、実の表面が黒ずんでくるサビダニの被害には注意しましょう。

夏、樹全体に水かけしてダニを洗い流すのがよいです。カイガラムシには、冬場に機械油乳剤を散布し対策しましょう。