キンカン (金柑)のページ
栽培のポイント
植えつけは、ウンシュウミカンと同様、日当たりがよく、冬場の寒い時期に風があまり当たらない場所を選ぶようにします。3月頃に元肥として有機肥料を与えます。
水は、乾燥しているようなら与えてください。その後は、とくに水やりをしなくても大丈夫です。花が咲く時期は、春の5月、初夏の7月、秋の10月の3回です。実つきも多い果樹です。
樹木の仕立てかたとしては、それほど大きくならない樹木ですので、自然に任せて、ほうき仕立てがよいです。
込み合う枝や徒長して伸びすぎている枝を切り取ります。収穫は、ついた実が黄色から更に濃い色に色づき熟したら収穫しましょう。人工授粉などは必要ありません。
それから、病害虫では、アブラムシが新芽を出すころに出ます。このほか、カイガラムシの被害もあります。アブラムシは、見つかった部分を取り除いて薬剤散布をします。
カイガラムシは、枝を枯らしたり、すす病の発生源になるので、薬剤散布をします。
秋の収穫期に実に霜が当るようだと、被害を受けることがあるので、ビニールシートをかけるなどして霜よけをします。