ナツミカン (夏みかん)のページ
栽培のポイント
植えつけ場所は、冬の寒さに強いほうではないので、風当たりのあまりよくない場所にします。日当たりは良いところがよいです。時期は3月下旬頃にします。
仕立ては、主幹形仕立てが良いです。5月頃に開花し、基本的には人工授粉の必要はないのですが、蜂などがいない環境で育っているような場合は、人工授粉してあげると、実がつきやすくなります。
7~9月頃に実がついてきて大きくなっていきますが、果実の1つ1つが大きくなるので、摘果してあげるようにします。
ただし、冬の時期に落ちてしまうことも考慮して、ほかの品種より少し多めに残します。収穫は翌年4月、5月なのですが、寒い地方で被害を受けるようであれば12月頃、早めに収穫します。
病害虫ではカイガラムシ、アゲハ蝶の幼虫に注意です。
カイガラムシの対策は、機械油乳剤の散布などを行います。アゲハ蝶の幼虫は捕まえて取り除きます