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ハッサク

八朔

 

果樹の特徴

広島県原産のミカン科の果樹で、ウンシュウミカンが栽培できる場所なら安定して栽培できるでしょう。生長力が強く病害虫にも強いのですが、ウンシュウミカンよりも寒さには弱いです。

”ハッサク”は1本では実がつきにくいので、花粉の多いナツミカンの近くに植えつけると、実つきも良くなり、大きな実が収穫できます。

大きくなり過ぎないように、剪定してあげると良いでしょう。

栽培のポイント

植えつけは、3~4月頃で3月下旬を中心に行ないます。日当たりの良い場所に、植えつけるようにしましょう。植えつけ時には有機質肥料を与えておくとよいです。

また、年間を通して3・6・10月の年3回ほど混合肥料を与えるようにします。

仕立ては、スペースを見ながらですが、主幹形仕立てにするのがよいでしょう。

5月頃に開花しますので、ナツミカンが近くにあれば、自然に任せてもいいし、人工授粉させてもいいです。ハッサクは実が大きいので、実がつき7~8月頃になったら、摘果します。

12月頃になったら収穫しますが、収穫後は冷暗所などで1~2カ月ほど保管してから食べるようにしましょう。

あまり寒さに当たると、甘味が落ちて苦味が出てきてしまいますので、早めに収穫してしまいましょう。