トウモロコシ
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トウモロコシ
学名=Zea mays
淡色野菜
科名=イネ科
原産地=メキシコ~アメリカ北部
野菜の特徴
収穫してから1時間で甘みが半減していまうといわれるほど、もぎたての味わいは最高なので本当のおいしさを味わうには家庭で自作するのが一番でしょう。
栄養価も高いので、夏の暑い時期のスタミナ源として、子供たちのおやつとしても喜ばれる野菜です。栄養成分としては、主な成分がでんぷん。
ビタミンB2や食物繊維も多く含まれいるのに糖質が少ないので嬉しい低カロリーです。
消化吸収が早く、老化防止に役立つビタミンEやビタミンA、カリウム、増血効果のある鉄分などのミネラルも豊富です。
保存する場合は、茹でたものをラップなどに包んで冷蔵庫へ、粒をとって冷凍しておくのもすぐにつかえて便利です。
育て方のポイント
トウモロコシは肥料をよく吸い、一度作った土地はとてもやせてしまうので、しっかり元肥を施しておくことが大切です。種をまく2週間くらい前に、化成肥料や堆肥をばらまいて土をよく耕しておきます。
元肥えが足りないとよい実を収穫することが出来ません。
1箇所に3粒くらいの種を30cm間隔でまいていき、4cmくらいに土をかぶせます。発芽して、草丈が10cmくらいまで伸びてきたころ、元気な株を2本残して、間引きしていきます。
草丈が15cmくらいになったら、2回目の間引きを行います。丈が30cmになったころ、周りの草を除き、化成肥料を追肥していきます。
2回目の追肥は、丈が70cmくらいになったころ行うと良いでしょう。
根の張りが浅いので、倒れないように株元をしっかり土寄せして下さい。
植えつけてから、80日くらいたつと葉のつけ根の茎節に雌穂がでてくるので、一番大きい雌穂だけを残して小さいものは取り除きます。
茎の先端に雄穂が開き、雌穂が花粉を受けて結実します。雌穂の絹糸の先が茶色くなって、つかんでみると中に手ごたえを感じるようになったら収穫することが出来ます。
実を下に倒し、つけ根をひねって収穫します。病害などについてはあまり問題ありませんが、アブラムシやアワヨトウなどの害虫被害が多いので、薬剤などを散布して防いでください。