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ヒョウタン

瓢箪

 

野菜の特徴

水や酒などを入れるための容器として、かなり古いころから使われていた植物なのですが、東南アジアや中国などでは野菜としての扱いで、やわらかい実を食べるようです。

食用とするには向かない植物なので、観賞用として楽しむ方が良いでしょう。

面白い形をしているので、日差しよけの棚に観賞用として作ったり、大き目のプランターや鉢などで育てても楽しめます。

生育が旺盛なので、湿度と水はけにさえ気をつければ、特別な手入れをしなくても育てることが出来ます。

育て方のポイント

ポット鉢などに3粒くらいの種を蒔いて、暖かい場所に置いて発芽を促します。

本葉が出てきたころに、元気な1本を残して間引きし、本葉が4枚くらいの苗に育てていきます。

植えつける場所に、堆肥や油かすなどを施しておきます。深植えにならないように苗を植えつけていきます。つるが伸びてきたら、丈夫な棚を作ってつるを誘引していき、下の方の葉はかきとります。

実の表面についていた毛がなくなって、はじいて高音がするようになったら収穫することが出来ます。出来るだけ口を小さくするように切り落として、10日間くらい水につけておきます。

その後、竹串などで中身を取り出してよく洗って乾燥させます。

つやを出すために油を塗り、日が経つにつれて色艶のよいものに仕上がります。