アシタバ
明日葉
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アシタバ
学名=Angelica keiskei
緑黄色野菜
科名=セリ化
原産地=日本
野菜の特徴
今日摘んでも、また明日葉が出てるところから名前がつけられた野菜ですが、さすがに実際には食べられるまでには数日かかります。とても丈夫なので、放っておいてもよく育ちます。
若いうちの葉には少し苦味のある香りが特徴で、ビタミンCや鉄分、カロテンなどの栄養素を多く含み、「不老長寿の野菜」とも呼ばれています。
利尿作用や肝臓強化、高血圧予防など幅広い効果があります。
また、葉から出る黄色い汁には便秘解消にも効果的です。
収穫して摘みとった光沢のある若い芽は、てんぷらやおひたし、鍋物の具などにして食べるとよいでしょう。
育て方のポイント
日当たりがよく、水持ちのよいところで育てるのが良いでしょう。植えつける前の土には、有機肥料を多めに施してください。
苗を植えつけてから、2週間後くらいに油粕か、緩効性の化成肥料を追肥します。
そのあとは3週間に1回くらい追肥すると良いでしょう。
冬の間は地上の葉は枯れていますが、一度植えると、5年くらいはそのままで栽培することができます。大きい葉を残して、光沢の芽ある若い芽を摘み取って収穫します。
冬から春先までは追肥する必要はありません。
アブラムシなどの害虫がつきやすいので、払い落とすなどして対処してください。モザイク病を避ける対策にもなります。