カイラン
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カイラン
学名=Brassica oleracea var.allbograbra
緑黄色野菜
科名=アブラナ科
原産地=ヨーロッパ
野菜の特徴
キャベツの仲間なので、キャベツのような葉をしていますが、草丈が40センチくらいまで伸びて白や黄色の小さい花も咲かせます。
耐暑性があるので、真夏でも比較的簡単に育てることができるので、夏場の青物野菜として活躍してくれるでしょう。
家庭で育てる場合は、多めに育てるようにして草丈が15cmくらいまでの若いものを使うようにした方がよいでしょう。
ビタミンAが豊富に含まれているので、少し苦味のある若い葉や蕾の部分は天ぷらや炒め物にして食べると良いでしょう。
茎は下の方がかたくなっているので、皮をむいて茹でたものをあえ物やサラダ、漬物などにして食べます。
育て方のポイント
植えつける1ヶ月くらい前までに、堆肥や石灰を施し、土をよく耕しておきます。
植えつける1週間くらい前に、油かすや化成肥料を施し、土をよく混ぜておきます。
植えつける場所に直まきしても大丈夫ですが、品質のよいものを収穫するために、育苗箱などで苗に育ててから植えつける方が良いでしょう。
育苗箱などで、本葉が4枚くらい出てきた苗を育てていきます。株の間が20cmくらいの間隔になるように苗を植えつけていき、植えつけた後たっぷりと水をあげてください。
全体の草丈が8cmくらいまで伸びてきたら、化成肥料などを追肥していきます。
その後は、生長を見ながら追肥を行ってください。
茎の先端の花が1~2個くらい咲き始めたころが、一番風味の出る収穫適期になりますが、草丈が15cmくらいまで伸びてくれば収穫することが出来ます。手で折り取って収穫していきます。