コナス
小茄子
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コナス
学名=Solanum melongena
淡色野菜
科名=ナス科
原産地=インド
野菜の特徴
”ナス”の歴史は長く、奈良時代の頃から作られていたといわれており、その長い歴史の中で普通のナスよりも小型の”コナス”が出てきました。
丸い形をした賀茂ナスのような丸ナスを小さくした形と卵のような形をした一口大の大きさのナスの二つの品種があります。
主な成分は水分なのですが、紫色の皮の部分に動脈硬化やガン予防に効果のあるナスニンが含まれていて、加熱しても効果が衰えにくいという特徴があります。
その他、ビタミンCやビタミンP、カリウム、コリンなども含まれているのでコレステロールを下げる効果もあります。
また、”ナス”には体を冷やす働きがあるので、体を温めるような食材と一緒にとる方が体のためには良いでしょう。
育て方のポイント
育苗用のポット鉢などに培養土を入れて、4粒くらいの種を蒔いて土をかぶせます。
ナスの発芽適温は25~30℃くらいなので種を蒔いたら、昼間は外へ出して夜になったら室内へ入れる方が良いでしょう。
発芽したら、日当たりと風の通りがある場所に置いて、本葉が2枚くらい出てきたら元気のよいものを1株残して間引きします。
本葉が7枚くらい出るくらいに育ってきたら、1番花が咲き始めてくるので、支柱を立てて肥料を追肥します。
1番花の実が大きくなり始めてきたら、1週間に1回ほど化成肥料を追肥し、水をあげてください。
1番花の下についたわき芽を伸ばしていくので、1~2本を残して他は早めにかきとってください。
支柱は生長と実がついて重くなっていくので、2本立てか3本立てに変えてください。種を蒔いてから、3ヶ月半くらいで収穫することができます。