サヤインゲン
さやいんげん
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サヤインゲン
学名=Phaseolus vulgaris
緑黄色野菜
科名=マメ科
原産地=アジア、アフリカの熱帯地方
野菜の特徴
中国から隠元禅師が伝えられ名がつけられた野菜というが、本当のところは不明。
1年間に3回も収穫ができることから、三度豆とも呼ばれる。タネをまいてから約90日で収穫できるので、家庭菜園初心者でも簡単に育てることができます。
「つるあり」と「つるなし」の品種があるので、家庭のプランター菜園で育てる場合は、つるなしの法が育てやすいでしょう。
栄養成分としては、ビタミンAやビタミンCが多く含まれ、若いさやにはアミノ酸が含まれているので、油などで調理すると効率よく取ることができます。
シャキシャキとした歯ごたえをいかすように短時間でゆでるのがポイント。
保存する場合は、ゆでた後しっかり冷えてから冷凍保存すると良いでしょう。
育て方のポイント
酸性土壌には弱いので、植えつける2週間くらい前までに、苦土石灰を施して中和し土をよく耕しておきます。1箇所に3粒ほど種をまいて、土をかぶせ、手のひらで軽く抑えるようにします。
発芽して、本葉が2、3枚になったところで、大きい苗を残し2株にします。
生育中は土が乾燥しないように気をつけて、土の表面が乾いたら水をたっぷり上げてください。
花が咲いてから、10日くらいたつと、さやに膨らみが出てくるので収穫することができます。
収穫時期が遅れてしまうと、さやがかたくなってしまうのでやわらかいうちに収穫するようにしましょう。
病害虫の心配はほとんどありませんが、アブラムシやハダニがつくことがあるので注意してください