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パプリカ

 

野菜の特徴

普通のピーマンよりも実が大きく臭みもなく、赤や黄色やオレンジ、紫、黒などカラフルな色合いをもつことから最近人気を集めている野菜です。

ピーマンと違って、完熟した実を収穫するので、完熟するまでには多少時間はかかりますが、栄養素も豊富に含まれているの一度育ててみるものよい野菜です。

栄養成分としては、ビタミンCやビタミンE、ビタミンP、食物繊維などが豊富に含まれているので、動脈硬化や高血圧、便秘などにも効果があります。

サラダやパエリア、肉詰めなどカラフルな彩りが楽しめる料理にすると良いでしょう。

育て方のポイント

ピーマンは比較的育てやすいといわれますが、パプリカはそういうわけにはいきません。

ナス同様、連作はしないようにします。日がよくあたる場所で、水を切らさないようにして追肥もこまめにしてあげる必要があります。

まずは、苗選びからですが、まっすぐに伸びて茎の太いものを選びます。葉色もいいほうがいいです

ちなみに種からつくるのはちょっと難しいので、初心者の方は、苗からはじめるのがいいですよ。

植えつける場所には、苗を植える2週間程前に、石灰を混ぜて深く耕しておきましょう。

元肥には、堆肥と鶏ふんなどがよいでしょう。また、十分に暖かくなってから植えつけるようにします。地熱を上げるために植えつけ2日前くらいに水をあげた後で、ポリマルチで畝を覆ってあげるとよいです。

大きな実を完熟させるため、生長を調整する必要があるので、茎を摘芯して子枝を4本伸ばしたものを主枝とします。

地面から1mくらいのところに支柱をはって、4本の枝を誘引して固定する方法が調整しやすいでしょう。主枝の1節目に着果させて、株に負担をかけないように2番果と3番果は緑色のうちに摘み取るようにします。

最初の実が大きくなり始めたら化成肥料などを施してください。

その後は、生長をみながら月に3回ほど追肥を行ってください。

色が着いて十分完熟したものから順に収穫していきます。