モロヘイヤ
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モロヘイヤ
学名=Corchorus olitorius
緑黄色野菜
科名=シナノキ科
原産地=熱帯アフリカ
野菜の特徴
昔からエジプトなどで栽培されて食べられている、真夏の暑い時期でも旺盛に生長する夏向きの野菜です。味には特にくせがなく、栄養成分もカルシウムや鉄分、ビタミンA、ビタミンC、ビタミンB1、B2などのビタミン類も豊富に含まれているので、健康野菜でもあります。
やわらかい葉と茎の部分を食用とし、天ぷらや炒め物などにしたり、茹でておひたしにします。
生の葉を刻むと特有の粘り気がでてくるので、納豆や冷奴などにかけても良いでしょう。
また、乾燥させた葉であれば、パンやクッキーなどに使うことが出来ます。
育て方のポイント
熱帯地方原産の植物なので、発芽の適温が高いため、種を蒔くのは暖かくなって地温が25℃以上になってからにした方が良いでしょう。
土質を特に選ばなくても育てることは出来ますが、長い間やわらかい葉を収穫することを考えて植えつける土を深く耕しておくほうが良いでしょう。
植えつける前に、堆肥や油かすなどを施しておきます。
ポット鉢などに種を蒔いて苗を育てていきます。本葉が5枚くらいに育ってきたら、株の間が50cmくらいの間隔になるように苗を植えつけていきます。
植えつけてから1ヶ月後くらいに、化成肥料などを追肥していきます。それ以後は、半月に1回くらいを目安に肥料を追肥するようにしてください。
雨が少ない場合は、水をあげてください。草丈が30~40cmくらいまで生長してきたら摘芯して側枝を出させるようにします。
伸びてきたやわらかい葉や新芽を20cmくらいの長さで収穫していきます。