ショウガ
生姜
-
学名=Zingiber officinale
淡色野菜
科名=ショウガ科
原産地=熱帯アジア
野菜の特徴
さわやかな香りと辛味成分が殺菌効果や消臭効果、薬効効果など年間通して使うことが出来る香味野菜です。土壌からの病気の感染が多く出やすいので、連作しにくく、栽培するには過去5年間くらいショウガを作っていない土地を選んだほうが良いです。
ショウガに含まれる辛味成分には強い殺菌力と解毒効果があるので、食中毒の予防になり、また、整腸効果もあります。冷え性や風の予防にも効果的です。
常温では1週間くらい持ちますが、すぐに使わない場合は、皮をむいてからラップなどに包んで冷凍保存しておく方が良いでしょう。解凍しなくてもそのまま使うことが出来ます。
育て方のポイント
種ショウガは、よい芽を持った外皮がみずみずしいものを選ぶのがよいでしょう。種ショウガを植え付ける前に石灰と堆肥を土に施し、よく耕しておきます。
種ショウガは溝に対して直角に向けて植えつけていきます。発芽して丈が15cmくらいになったころ、化成肥料を追肥します。その後、丈が30cmくらいまで伸びてきたら2回目の追肥を行います
乾燥に弱いので、株元にわらなどを敷くと乾燥を防ぐことが出来ます。
新芽の太さが、1cmくらいになると、矢ショウガとして収穫できます。
下のほうがふっくらして根が十分に肥大したら、根ショウガとして収穫します。根茎が腐ってしまう病気などに十分注意してください。