セルリー
-
学名=Apium graveolens L. var. dulce
淡色野菜
科名=セリ科
原産地=ヨーロッパ、インド、西南アジア
野菜の特徴
子供たちが苦手とする野菜のひとつで、さわやかな香りとシャキシャキした歯ざわりに特徴があります。サラダなど生で食べるだけでなく、味を引き立てる香味野菜としてスープや煮込み料理にも使われています。
収穫するまでには時間がかかり、肥料を多く欲しがる野菜なので、家庭菜園などで手軽に作るということには向かないでしょう。
栄養価としては、ガン予防に効果が高いとされるテルペンという辛味成分や、高血圧や不整脈改善に効くポリフェノールのほか、血液サラサラ効果の働きも確認されています。
サラダなどで食べることが難しい場合は、みじん切りにしてミートソースやカレーなどに入れてみると無理なく食べることが出来るかもしれません。
少しずつでも摂取できるように上手にお料理すると良いでしょう。
育て方のポイント
野菜の中でも最も肥沃な土を好み、乾燥には弱い野菜なので、堆肥などを十分に施した肥沃土にしてから、育て始めるようにすることが大事です。
植えつける土に石灰や堆肥をまいてよく耕しておきます。植えつける前に、堆肥や油かす、化成肥料を全体にばらまいておきます。苗を15cm間隔で倒れないように、しっかりと植えつけていきます
苗の様子を見ながら、日照りが続いているようなときは、たっぷりと水やりをします。
肥料不足にならないように、20日に1回くらい化成肥料を追肥するようにします。
丈が30cmくらいまで育ったものから順に収穫していきます。
若い葉や葉の裏側にアブラムシや斑点病などが出やすいので薬剤を散布するなどして予防して下さい