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ハヤトウリ

 

野菜の特徴

アメリカから渡ってきてから、家庭菜園用として育てられるようになりなった植物で、1株植えつければ、かなりの数の実を収穫することができることから”千成(センナリ)”という別名もついています。

洋ナシのような形をしている実は漬け物にすると独特の風味や歯ざわりを楽しむことが出来ますし、炒め物や酢の物などにして食べても良いでしょう。

また、つるを使って帽子やかごなどを編むことも出来ます。主成分が水分なので栄養価としてはあまり期待できませんが、食欲増進の効果はあります。

育て方のポイント

春ごろに植えつけていくので、前年の秋ごろにしっかりと熟した実を種果として、新聞紙などに包んで冷暗所に置いておけば、貯蔵性がよいのでほとんど腐る心配はありません。

1株が大きくつるを伸ばして広がっていくので、植えつける場所は、1株が5mくらいの広さが確保できる場所を選ぶようにしてください。

家庭菜園などで育てる場合は、1株植えつければ十分に収穫することができます。

植えつける場所に堆肥や油かすなどを施しておきます。春ごろ、植木鉢などに貯蔵しておいた種果を植えつけて芽だしさせるようにします。

芽が伸びてきて、10cmくらいまで大きくなってきたら、実が半分くらい出るようにして植えつけていきます。本葉が7枚くらいになったら摘芯し、つるがよく伸びてくるようになったら株のまわりに化成肥料などを施し土と混ぜてください。

生長に合わせて支柱を立てるなどしてください。実が大きくなったものから順に収穫していきます。