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ピーナッツ

 

野菜の特徴

地下に実がなる珍しい植物で、野菜の仲間ではありませんが、茹でたものは野菜のような感じがあります。普段食べている”ピーナッツ”は、煎って薄い皮をむいたものになります。

タンパク質や脂質を多く含む植物なので、カロリーは高いですが、高血圧や動脈硬化の予防、貧血などに効果のあるビタミンEや鉄分、ビタミンB1、B2なども多く含まれているので栄養豊かな植物です。家庭菜園などで育てれば収穫時の楽しみが増す植物でもありますね。

育て方のポイント

実の肥大には石灰を欠かすことが出来ないので、石灰質が多めの肥料を施すのが良いでしょう。植えつける1ヶ月くらい前に、石灰を施して土をよく耕しておきます。

種まき前に、殻から出した種を一昼夜水に浸して吸水させます。1箇所に4粒くらいの種をまいていき、株の間を30cmくらいの間隔になるようにします。

発芽がして、本葉が出てきたら間引きし、1株に2本残るようにしていきます。

側枝が伸び始めてきたら、カリ成分の多い化成肥料を少量施して土寄せします。

その後も、子房が土の中に入りやすくするために、花が咲く前と咲いている間にも株周りを土寄せして下さい。茎や葉が黄色っぽくなって下の方の葉が落ちてしまったら、1株を試し堀りしてみます。

網目がさやにはっきとしてきたら収穫できるので、株ごと掘りあげて収穫します。