ヤマイモ　（山芋）のページ

ヤマイモ

形がさまざまで、つよいねばりのある野菜で、ムチンというねばりの成分が含まれていることから強壮の効果があるので、人気のある野菜でもあります。

主成分としてはデンプンなのですが、アミラーゼとジアスターゼという分解酵素が豊富に含まれているので消化吸収もよく、その他の成分に、ビタミンB１やビタミンＣ、カリウムなども多く含まれているので健康野菜ともいえるでしょう。

生のままサラダや山掛けなどにしたり、とろろにして食べるとおいしいですね。

連作障害が出やすい植物なので、４年間くらいは育てたことのない場所を選んで、植えつける１ヶ月くらい前に堆肥や石灰などを施して深くよく耕しておきます。

しっかりと管理された土壌病などにかかっていない種イモを準備して、株の間が３０ｃｍくらいの間隔になるように植えつけていきます。つるが伸び始めてきた頃に、株の間に化成肥料などを追肥していきます。

さらにつるが伸びて１ｍくらいまで育ってきた頃に、２回目の追肥を行い、その後は生長を見ながら２回くらい追肥してください。

つるを上へ向けて伸ばすので、なるべく高い支柱を立てるようにします。

つるが垂れ下がってしまうと、ムカゴがついてしまうのでイモが肥大しなくなってしまいます。