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ユリネ

 

野菜の特徴

京料理などには欠かすことのできない食材として使われる”ユリ”の鱗茎です。

昔は野生の”ヤマユリ”の鱗茎が薬用としても使われていましたが、現在では野菜として育てられたものが多く出ています。

栄養価も高く、タンパク質や鉄分、カリウム、カルシウムなどが含まれているので滋養強壮などに効果があり、食物繊維も豊富なので、整腸や便秘などにも効果があります。

ホクホクとした歯ざわりと甘味を味わうには茹でて食べると良いでしょう。

茶碗蒸しやグラタン、煮物などにしても美味しく食べることができます。

育て方のポイント

”ユリネ”を育てるためには、3年くらいの年月がかかるといわれているので、あらかじめ時間がかかることを考えてから育てるようにしてください。

あらかじめ、”コオニユリ”の球根を入手しておきます。”コオニユリ”が入手できない場合は、”ヤマユリ”などでも良いでしょう。

植えつける前に、出来るだけ株元に直接日の当たらない乾燥しない場所を選んでおきます。植えつける前に、堆肥などを十分に施して土をよく耕しておきます。

秋頃に、植えつける場所に球根を植えつけます。花が咲き終わったら、肥料などを施して鱗茎を太らせるようにします。秋の終わりごろ、掘りあげて収穫します。