学名＝Arachis hypogaea
豆類
科名＝マメ科
原産地＝南米ブラジル
地下に実がなる珍しい植物で、野菜の仲間ではないのですが、茹であげたものには野菜みたいな感じがあります。
いつも食べている、”ピーナッツ”といわれるものは、煎って薄い皮をむいたものになります。
タンパク質や脂質を多く含む植物なので、カロリーは高いですが、高血圧や動脈硬化の予防、貧血などに効果のあるビタミンＥや鉄分、ビタミンＢ１、Ｂ２なども多く含まれているので栄養豊かな植物です。
家庭菜園などで育てれば収穫時の楽しみが増す植物でもありますね。
実の肥大には石灰を欠かすことが出来ないので、石灰質が多めの肥料を施す方が良いでしょう。
植えつける１ヶ月くらい前までに、石灰を施して土をよく耕しておきます。種まきの前に、殻から出した種を一昼夜水に浸して吸水させます。
１箇所に４粒くらい種を蒔きいき、株の間を３０ｃｍくらいの間隔になるようにします。
本葉が出てきたら間引きし、１株に２本残るようにしていきます。側枝が伸び始めてきたら、カリ成分の多い化成肥料を少量施して土寄せします。
その後も、子房が土の中に入りやすくするために、花が咲く前と咲いている間にも株周りを土寄せしてください。
茎や葉が黄色っぽくなって下の方の葉が落ちてしまったら、１株を試し堀りしてみます。網目がさやにはっきとしてきたら収穫できるので、株ごと掘りあげて収穫します。