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アカカブ

日本古来からあり、春の七草にある”スズナ”といわれる”カブ”には、白色と赤色のものがあります。

”アカカブ”の赤い色には、赤系色素のアントシアニンが含まれているので、酢漬けなどにすると赤みを増すのできれいな漬け物が出来ます。

ダイコンのように根が土の中に深く入らないので、広い場所がなくても家庭のプランター菜園などで育てることが出来ます。

栄養価としては、ビタミンＣやミネラルが豊富に含まれ、根にはアミラーゼが多く含まれているので消化を助ける働きがあります。

また、赤い色素には生活習慣病予防の働きもあります。

種まきの１週間くらい前までに、植えつける場所に化成肥料をばら撒いて土をよく耕し、堆肥を十分に施しておきます。２ｃｍ間隔で種を蒔きます。

数日で発芽するので、混み合う場所があれば間引きします。株の間が７ｃｍくらいになるように間引いていき、風通しをよくし株元まで日があたるようにします。

その後も混み合ってきたら間引くようにして、株間を１０ｃｍくらいまでにしていきます。生長に合わせて化成肥料を追肥していきます。

根の直径が５ｃｍくらいになった頃がいちばん食べごろになります。

もう少し大きくしても大丈夫です。あまり長く置いてしまうとスが入ってしまうので、少し早めに収穫したほうがおいしく食べることができます。

アブラムシやアオムシなどがつきやすいので十分注意して下さい。防虫ネットも効果があります。