ゴボウ
ごぼう
牛蒡
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学名=Arctium lappa
淡色野菜
科名=キク科
原産地=地中海沿岸、西アジア
野菜の特徴
ヨーロッパや中国などに自生していますが、野菜として栽培されたり、食用としているのは日本だけです。食物繊維がとても多く含まれていて便秘解消に効果があります。
この食物繊維の「リグニン」は、肉類と一緒に調理するとその効果が高まるので、煮物などで摂取するのがオススメです。
その他、「イヌリン」が血糖値を下げる働きや大腸がんの予防にも期待できる要素です。アクが強いので、切ったらすぐ水にさらしましょう。
酢水にさらすと白く仕上がりますが、つけすぎは風味が落ちるので、3分くらいが良いでしょう。
育て方のポイント
形よく育ち、収穫のときにも大変にならないように、土は深めにしっかりと耕しておくほうがよいでしょう。苦土石灰と消石灰を種まきの前にまいておき、軽くまぜながら土をならしていきます。
1箇所に4粒くらい、10cm間隔で種をまいていきます。本葉が3枚くらい出たころに元気の良いものを残し1本にし、化成肥料を追肥します。
丈が30cmくらいになったころ、3回目の追肥を行います。葉が枯れ始めるころになれが本格的に収穫できます。翌年の3月くらいまで収穫を楽しむことができます。