ウド
野菜の特徴
古くから食用として育てられていた春を代表する山菜で、栽培されるようになったのは、江戸時代の頃からになります。
現在でまわっているものは、畑などで土寄せして栽培された”軟白のウド”なので、”ヤマウド”といわれる特有の香りと歯ざわりが持ち味の天然のウドは、一度は味わってみたい山菜といえるでしょう。
栽培されたものは、まろやかな香りと苦味が特徴で、アクも少なくやわらかいです。
皮を厚くむき繊維が残らないようにして、すぐに酢水につけてアク抜きしてから使うと良いでしょう。主な成分が水分なので、栄養価としてはほとんど期待できませんが、微量ながらカリウムやカルシウムは含まれていて、神経痛や頭痛などを改善する働きがあります。