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スナップエンドウ

 

野菜の特徴

未熟な若いサヤを食べるのが”サヤエンドウ”、熟した豆だけを食べるのが”グリンピース”、サヤごとと食べるのが”スナップエンドウ”。

それぞれには品種がありますが、寒さにも比較的強くて育てやすいのはスナップエンドウやサヤエンドウです。

連作には弱い野菜なので、3~4年間エンドウを作っていない場所で育てるのが良いでしょう。

栄養成分としては、ビタミンCやビタミンB1、B2、βカロテンが豊富なので脂質の燃焼を助け、脂肪を体内に蓄積しにくくしてくれます。下痢を起こしやすい人にも効果的です。

育て方のポイント

酸性土壌には弱いので、植えつける2週間くらい前までに、石灰をまいて中和し、土をよく耕しておきます。冬越えのため堆肥を多めに入れますが、窒素分の多い肥料は控えめにします。

植えつける前に、種を一晩水に浸しておき、浮いたものを除きます。

1箇所に3粒ほど種を蒔いて土をかぶせます。

丈が8cmくらいになったら、元気な苗を残して2株にします。つるが延び始めたら、早めに支柱を立てるようにします。

花が咲いてから、20日くらいたってくると、さやが大きくなって実が膨らんでくるので収穫することができます。

さやがみずみずしいうちに収穫してください。立ち枯れ病やうどんこ病にかからないように水はけと風通しを良くして下さい。

ハモグリバエの幼虫の食害対策には、種まきの時にエチルチオメトン粒剤をばら撒いておくと効果があります。