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アンゼリカ

 

ハーブの特徴

「万病に効く薬草の効果」を例えられたことや「霊や魔法から身を守る力を持つ」ことなどから、”アンゼリカ”の名前はラテン語の「天使」に由来しているといわれている。

身近なことでは、ケーキに飾られている黄緑色の茎の砂糖漬けがわかりやすいでしょう。

若い葉は刻んでサラダなどにして食べます。

種はリキュール類の香りづけに使われます。

乾燥した葉を煎じたお茶は風邪などに効果があります。

葉を浴槽に浮かべると、リラックス効果を得ることが出来ます。

育て方のポイント

日当たりか半日かげになる、水はけ水もちのよい場所で育てるのが良いでしょう。出来るだけ夏場の西日は、当たらない場所が良いです。

肥沃な土地を好む植物なので、苗を植つける前に土を深く耕し、堆肥や元肥を十分に混ぜ込んでおきます。

種は発芽しにくいのでポット鉢などにまいて苗を育てる方が良いでしょう。

本葉が2~3枚くらいでてきたら、株間を1mくらいにして苗を植えつけていきます。生長に合わせて、速効性の肥料を追肥してください。

利用法によって異なりますが、砂糖漬けに使う茎は、真夏の前に刈り取り、葉を使う場合は花が咲く直前に収穫します。

種を使う場合は、夏の終わりに熟した種を収穫します。