ウォールジャーマンダー
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学名=Teucrium chamaedrys
別名=ジャーマンダー、グランドオーク、ニガクサ
科名=シソ科
原産地=地中海沿岸、アジア南西部
利用法=食用、薬用、鑑賞用など
ハーブの特徴
切れ込みの入ったつやのある緑色の葉と、短い穂の先にかわいらしいピンク色の花を咲かせていきます。
緑色の葉は、観葉植物として楽しむこともでき、ピンク色の花は、切り花としても人気があります。
刈り込みにも強い植物なので、ヨーロッパでは生け垣やノットガーデンの縁取りなどによく利用されています。
ほふく性の品種はとても丈夫なので、這わせるだけでなく敷石の間などに植えることも出来ます。
手で揉むと、スパイシーな香りがする葉は、お茶として飲むと消化促進や殺菌、消炎作用があります。
花はそのまま散らして、サラダなどで食べます。
育て方のポイント
日の当たる水はけのよい、乾燥気味の土で育てるのが良いでしょう。梅雨の時期は蒸れやすいので、下枝を間引くなどして風の通りをよくする様にしてください。
乾燥気味に育てるので、水のあげすぎは根腐れの原因になってしまいますから注意してください。
肥料は、多肥にならないよう月に1回ほど置き肥などを与えてください。
剪定を行なうする場合は、開花の前に伸びすぎてしまった枝の部分を切るくらいにして、花が終わってから半分くらいに、切り戻すほうが良いです。