コーンフラワー
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学名=Centaurea cyanus
別名=ブルーボトル、ヤグルマギク
科名=キク科
原産地=ヨーロッパ、小アジア
利用法=食用、薬用、観賞用など
ハーブの特徴
灰白色の綿毛で覆われた、しなやかな茎の先に鮮やかな青色の花を咲かせる植物です。通常の花色は青ですが、ピンクや白、紫の花を咲かせる品種もあります。
青色の花は、乾燥させても花色が落ちないので、ドライフラワーやポプリなどにすると美しい色を楽しむことが出来ますし、利尿作用があるので、薬用としても使われます。
また、生の花はサラダやデザートなどに混ぜると彩りが美しくなります。
花からとれる液体には、収斂性と消炎作用があるので、軽い切り傷などにつけたり口臭液としても使うことが出来ます。
育て方のポイント
こぼれ種でもよく増えるくらい丈夫なので育てやすい植物なので、日の当たる風通りがある、水はけのよい肥沃土で育てるのが良いでしょう。
しかし、多肥にしすぎてしまうと、丈が伸びすぎてしまい倒れやすくなってしまうので、元肥に肥料を施していれば、追肥する必要はありません。
移植を嫌がる植物なので、直まきしない場合はポットまきなどで苗を育てる方が良いでしょう。
植えつけるときに、株の間を30cmくらいの間隔をあけて植えつけるようにしてください。
晩秋に種をまいてしまった場合や寒い地方では、冬越えするために腐葉土などを敷くなどして防寒対策をしてください。