コットンラベンダー
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学名=Santolina chamaecyparissus
別名=サントリナ、ワタスギギク
科名=キク科
原産地=ヨーロッパ南部、アフリカ北部
利用法=ポプリ、ドライフラワーなど
ハーブの特徴
灰緑か灰色の厚みあるくしのような形をした、殺虫効果のある刺激的な香りを放つ葉を持ち、ボタンのような形をした、甘い香りのする黄色い花を初夏のころから咲かせるハーブで、庭の縁取りなどに使われることが多いです。
花は乾燥させて、ドライフラワーやポプリなどに使い、乾燥させた葉はカーペットの下に敷いたり、衣類などの防虫剤として使います。
植物を害虫から守るために、コンパニオンプランツとして使うのも良いでしょう。
その他、染料としても利用され様々な物の染料として使用されます。
育て方のポイント
寒さには強いほうですが、高温多湿には弱いので、日の当たる水はけと風通しがよく、あまり肥沃ではない場所を選んで育てるのが良いでしょう。
特に梅雨時期は弱りやすいので、梅雨に入る前に、地面に触れる部分や内部の枝は、隙間を作るように刈り取ってください。
花が咲く時期に蒸れてしまうと、花が咲かなくなってしまいます。
乾燥気味に育てていくので、水をあげる必要はほとんどありません。
鉢植えなどで育てる場合も、土の表面が完全に乾ききってから葉には水をかけないように注意して、朝早くか夕方くらいにあげるようにしてください。
耐寒性があるので、気温がマイナス10℃以下にならなければ防寒しなくても冬越えすることが出来ます。