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コリアンダー

学名＝Coriandrum sativum
別名＝チャイニーズパセリ、コウサイ、コエンドロ
科名＝セリ科
原産地＝地中海沿岸、西アジア、北アフリカ
利用法＝食用、薬用、観賞用など

中国やタイなどでは、毎日の食卓に欠かせないものとなっており、昔から栽培されて使われている植物です。茎や葉には独特な香りがあり、種はまったく違った甘い香りがします。

若い葉はサラダやスープ、煮込み料理のつけ合わせなどに使われ、種はカレーや煮込み料理、お菓子などに使われます。

また、種はお茶として飲んだり、そのまま噛むと消化促進の効果があり、いろいろな薬やお菓子の香りづけなどにも使われています。

利用の目的によって種まきの時期が変わりますが、種を蒔く時期が遅れてしまうと十分に成長できなくなってしまうので目的に合わせた蒔き方をしてください。

葉を使いたい場合は春まき、種を使いたい場合は秋まきします。

一晩水につけておいた種を、日の当たる、水はけのよい場所に蒔いていきます。

移植を嫌う植物なので、直まきできない場合はポット鉢かプランターなどに蒔くと良いでしょう。

夏場の暑さにはあまり強くないので、できれば涼しくなるような場所がよいです。

苗が小さいうちに間引きしすぎてしまうと実がつかなくなってしまうことがあるので気をつけてください。

丈が１５ｃｍくらいまで生長してきたら、下の葉からバランスよく収穫していきます。